BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

最近の天皇賞秋は昔の毎日王冠ぽい気がする

天皇賞、有馬記念を外国馬に開放へ(スポニチアネックス)

JRAが天皇賞(春・秋)と有馬記念を外国馬に開放する計画を進めていることが6日、明らかになった。外国馬の出走できる国際レースを現行の22レース(うちG19レース)から2、3歳戦を除く70レース前後に増やす計画で、その目玉となるのが天皇賞有馬記念。来年にも実現したい意向だが、北海道日高の生産者は内国産馬保護の観点から反発を強めており、生産界の合意を取りつけられるかが早期実現の焦点となる。

有馬記念天皇賞が外国馬に開放する方向で検討中というこのニュース。とりあえずフルゲートにならない年もある天皇賞春は開放しても何の問題もなさそう。逆に世界でも長距離レースがこれだけ隆盛を誇るのは日本とオーストラリアくらいだと思うので、これを機にそのことをもっと売りにしていけばよいと思う。

生産者的に問題なのは天皇賞秋と有馬記念か。とはいえ、身も蓋もない話だが日高の馬が内国産保護を訴えられるほど天皇賞有馬記念で多頭数を占めているというわけでもないし・・・。個人的にそれよりも気になるのは秋のG1王道路線3レースの意味合いが今まで以上に薄れてしまうこと。国内中距離王者決定戦天皇賞秋、世界に挑むJC、年末最後のドリームレース有馬記念という今の位置づけすら何とも微妙な感じだけに全レース開放となるとさらに曖昧な感じになりそうではある。

それともう一つ。現状でさえ十分な情報提供をしているとは思えない競馬マスコミが国際レースを増やしたところでそれに対応する可能なのか。ただでさえ芳しくない売り上げが更に下がってしまいそうな気がする。それまでにあちらこちらの海外競馬詳しいblogで勉強しておくしかないってか?まあ何を言ったところで「天皇賞はBCと被ってるし、有馬はオフシーズンだから来ない、よって何も変わらない」という一言で終わる気もするがw