[実力]
2戦2勝のマイネルレコルトが筆頭。他は一勝馬
だけに判断しづらいが、前走を見る限りアイルラヴァゲイン、インティライミ、ショウナンパントル、エイシンハッピーなど人気上位の馬はそれなりにいい競馬をしていた。
[展開]
2歳戦、しかも長い直線を意識することを考えると展開はスローになる可能性が高い。当然先行有利になるが、本命馬マイネルレコルトが先行馬であることを考えると他馬がノンビリ構えていることも考えにくい。直線に入ってから早い段階から長くいい脚を使える馬が有利と見る。
[適性]
土曜の段階で時計がかかっていることを考えると持ち時計を重視しすぎるのも考え物。また上で述べたとおり、多少切れる脚がなくても良い脚を長く使える馬が有利とみる。すると前走スローペースから33秒の強烈な上がりを繰り出したショウナンはここでは割引。逆に時計的にはそれほど押せないアイルラヴァゲイン、インティライミはそれほど割り引く必要はなさそうだ。
[まとめ]
2戦2勝のマイネルレコルト。前走も直線手前までは後方で直線はいい脚を使って前をきっちり捉えた。決して一瞬の切れ味勝負の馬ではない。去年4着のマイネルベナードより完成度が高く、祖父ダンチヒっぽさが出ているだけに、ここでも軸は外さないだろう。頭は微妙も軸としての本命。
対抗はエイシンハッピー。好時計勝ちが評価されているが、ロベルト×サドラーズウェルズと重厚感もあり、前走のマクリっぷりを見ても、なし崩しの直線勝負に対抗できそうだ。ただし若干早めに仕掛けることが好走の条件となりそう。単穴はこちらもヨーロピアンなアイルラヴァゲイン。最近好調のSW産駒インティライミは思ったほど雨が降っていないだけに、この馬場でどうかだが押一応ヒモに。もう一頭のグラス産駒フェリシアも押さえで。