ネオユニヴァース引退(スポニチアネックス)
中央競馬の昨年の2冠馬、ネオユニヴァース(4歳牡馬、栗東・瀬戸口勉きゅう舎)が右前脚の故障から現役を引退することになった。瀬戸口調教師が18日明らかにし、9月上旬に現役登録を抹消する。同馬は昨年、皐月(さつき)賞、日本ダービーを制し、菊花賞で9年ぶり史上6頭目の3冠馬を狙ったが、3着に終わった。
休養中のネオユニヴァースは結局引退となった。やはり屈腱炎からの復帰は難しい。天皇賞春以外は堅実な走りを見せた2冠馬の引退は残念だ。これで弱いといわれる4歳世代のレベルの巻き返しはロブロイ(追加:リンカーンもいたか)に託されたか。種牡馬としては母父クリスでノーザンダンサーを含まないため、配合の幅は広そうだが、個人的には海外に行ってSSの血を広げて欲しい気もする。