BrainSquall

競馬ニュースを中心に、レース回顧、POG、一口についてのタワゴト。他にフロンターレとかアニメとか・・・でした。

最後にキッチリ強い馬が強い競馬をした

タップG12勝目 さあ凱旋門だ〜宝塚記念(スポニチアネックス)

春のG1最後のレースは強い馬の強い競馬が見れた。3コーナーからのスパートで後続を押し切ったタップダンスシチー。そのスピードの持続力は驚異的なものだった。これだけ長くいい脚を使えるなら凱旋門賞でも好走が出来るかもしれない。できれば早めに現地に入ってじっくり調整してもらいたいものだ。とにかく強かった。

2着は自力強化のシルクフェイマス。タップについていってよく頑張っている。この馬も切れる脚というよりは長くいい脚を使うタイプなのだろう。これからも堅実にG1で好走しそうだ。ただこういう馬は案外載り方が難しい。すぐにG1を射止めることが出来るかは難しいところ。宝塚記念に適性がピッタリな印象だけに、来年のこのレースが勝負になりそうだ。今年の天皇賞秋、JC、有馬は春の実績ほど信用はできない。

3着リンカーンはなんとも言えない結果。フェイマスを交わせないのは情けなかった。正直馬の力が足りないと言わざるを得ない。ただ乗り方が相当難しいという要因もあるので、はまれば秋のG1でポコっと勝つことはありえるかもしれない。秋3戦の中では有馬記念で一番狙い目だと思われる。

ゼンノロブロイ阪神2000mであれだけ強い競馬をして見せたのがわかるように切れ味タイプの中距離馬。このような馬が阪神2200mでのロングスパートレース勝つにはよほど抜けた実力が必要。今回の結果は仕方がないだろう。このことでロブロイの評価を下げる必要は全くない。リンカーンに逆転されたのは天皇賞春のこともあってかのタップについていったことが原因。フェイマス、リンカーンとは適性の差で逆転を許したが天皇賞秋は確実に逆転できる。間違いなく天皇賞では連対すると言っていい。

ローエンはあれだけ早めに来られては仕方がない。ツルマルはやはり多少反動があったのだろう。ザッツは弱い。ダイタクもやはり力が足りなかったか。なお予想はほぼ完璧に読みどおりだったものの馬券(予想大会)は狙い過ぎて外してしまった_| ̄|○